耳が気になってしかたない(1)

文化庁新進芸術家公演事業・日本オペラ団体連盟公演「ヘンゼルとグレーテル」を観てきた。先日、私がお手伝いしたオペラとおんなじものである。ドキドキせず、ゆっくりと観ていられるって素晴らしいなー。

若手公演だけあって出番の少ない方の歌はちょっと...だったけど、すんばらしい装置と仕掛け(第3幕)にとっても楽しめた。テンポはやたら早い。歌詞を知らないひとは理解出来たのだろうか。14人の天使のシーンはなーんか納得出来ないなぁ。しかし、いちばん納得出来ないというか可哀そうだったのは観客の少なさ。終わった後、公演場所のホールで働いている昔なじみの男の子とも話をしたのだけど、いちばんの原因は宣伝不足だろう。時節ものの出し物なのだから、宣伝次第ではかなりのひとが呼べたはず。

参考までに本日のオペラと同じ内容のDVDをご紹介。こういうところの上演でも観てみたいなぁ。ただ、この作品のオチがどうも好きじゃない。「苦しい時は神様が助けて下さる」なんだもん。

フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル
フランク・コルサロ チューリヒ歌劇場合唱団 マリン・ハルテリウス リリアーナ・ニキテアヌ モーリス・センダック(舞台・衣装) フランク・コルサロ(演出)

キングレコード
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あ、もういっこ、今日読んだもの。

ガラスの仮面 42 (42)
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ぜんぜん進んどらんやんけー!