八日目の蝉

八日目の蝉 (中公文庫)八日目の蝉 (中公文庫)
角田 光代

中央公論新社 2011-01-22
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出版社/著者からの内容紹介
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか−−理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。

母が購入したものを借りた。
久しぶりに日本の作家の小説を読んだ気がするのだが、やめられなくなってあっという間に読了。
夜だったためか、終わり数頁は泣きながら読んでしまった。何で泣いちゃったんだろう?
薫の葛藤に引っ張られてしまったんだろうか。
恵津子側の描写ってあんまり良い内容じゃないんだよね。
(だいたい赤ちゃんひとり残して鍵かけないで外出するか?)
だから余計、希和子に感情移入してしまったのか。
ラストの余韻もふたりに救いを残している。
薫はあの地あの場所で何を見るのだろう。


NHKドラマ版→公式サイト  丈博役はつだかん!
映画版→公式サイト  こっちは田中哲司さん。
ヘタれっぽい男優さんのキャスティングはどっちも絶妙。


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