ハンニバル ライジング

ハンニバル・ライジング 完全版 プレミアム・エディション [DVD]ハンニバル・ライジング 完全版 プレミアム・エディション [DVD]

GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(D) 2007-08-24
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「ザ・シネマ」で放送。

1952年リトアニア。戦争で家族と死に別れ、記憶の一部を失ってしまったハンニバル・レクターは、ソ連の孤児院での厳しい制裁から逃れるため、唯一の血の繋がりを頼りに叔父の住むパリへと逃亡。そこでレクターは、後の彼の人格形成に影響を与えることになる、美しい日本女性との出会いを果たす。ある日、市場で彼女が侮辱を受けたことをきっかけに、彼の封印されていた闇の扉が開き、内なる狂気が葬り去られた記憶とともに目覚めていくのだった・・・。

評判があんまり良くないようだけど、私は2時間があっという間だった。
どうしても「羊たちの沈黙」や原作と比べてしまうんだろう。
私もひょっとしたら原作を読んでいたら疑問が出てくるのかもしれないが、
前知識無しに観る限りでは本当に凄い物語だと感じた。
戦争さえなかったら彼は家族に囲まれて幸せに暮らしていたのかと思うと*1
やっぱり戦争はいかん!戦争は市井の人達の不幸しか生まないと思ってしまう。
レクター家が戦争で儲けているようなひと達じゃなかったら、だけど。
日本文化紹介はひっくり変えるほど間違っていなかったのでまぁ、良し。
コン・リーは綺麗だった。ハンニバル役の彼もハマってて素晴らしかった。
あまりにも悲しすぎる話だけど全体的に綺麗だった思える印象だったのはなぜだ。
ズバリな描写だっていろいろあるのにね。
「ザ・シネマ」では「ハンニバル」も放送されるそうなので、こっちも観よう。

*1:でもこの地方にはカニバリズムが存在していたみたいな台詞があったよね・・・。