衝動買い3冊

読まなきゃいけない本がたっくさんあるのに。
しかしそういう時に限って、違うものが見たくなるというもの。

1冊目。未読。

烈火の月烈火の月
野沢 尚

小学館 2007-01-06
売り上げランキング : 61333

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

たけしさんの映画「その男、凶暴につき」公開前、雑誌に載った映画のシナリオを読んだ。最後に脚本家さんが「良いものが出来たと思う」とコメントされていたのだが、実際の映画はその原型をとどめていなかった。このライターさんが野沢尚さんだったのだ。そのいきさつはこの本のあとがきにも書かれているのだが、つまりはこれが野沢さんが書きたかった「その男、凶暴につき」の世界。レポートを書き終わるまで読むのは我慢。

2冊目。これはところどころ読んだ。

逃亡日記逃亡日記
吾妻 ひでお

日本文芸社 2007-01
売り上げランキング : 447

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

冒頭のマンガで吾妻さんが「これは便乗本だから買わなくて良い」と書かれているのだが、いやいや、インタビュー形式のお話はすごくおもしろい。チャプター終わりに入っているアシスタントAこと奥様、アシスタントBことお嬢さんのコメントも貴重。おふたりともえらいなーと思う。尊敬してなきゃ一緒にいられないよなぁ。

3冊目。これは読んだ。

ハニー&ハニーデラックス―女の子どうしのラブ・カップルハニー&ハニーデラックス―女の子どうしのラブ・カップル
竹内 佐千子

メディアファクトリー 2007-02
売り上げランキング : 919

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最近、コミックエッセイが大流行で、大流行な分、テーマに意外性を持ってこないと書籍にはなかなかなれないだろう。これはレズビアンの女の子の日常話第二弾。前回の作品がおもしろかったので、今回、続編が出たということを久しぶりに買ったダヴィンチで知り、購入。今回は取材ネタがあったりするので世間話で終わっていないのも良い。しかし最後を読んでびっくり。うーん、微笑ましくて応援していただけにちょっと残念。でも今後もノンケな人達も読めるような場で、コミックエッセイを描き続けて欲しいです。