Le temps qui reste

ぼくを葬るぼくを葬る
フランソワ・オゾン メルヴィル・プポー ジャンヌ・モロー

日活 2006-10-06
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内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)『スイミング・プール』のフランソワ・オゾン監督によるヒューマンドラマ。フォトグラファーのロマンはある日突然、余命3ヵ月と宣告される。絶望に打ちひしがれながらも、彼は残りの時間を自分なりに生きようと決意するが…。
4ヶ月ぐらい待たされてやっと届いたレンタル。待った甲斐があったー。。あらすじを読むとどうってことのない、人間が自分の「生の期限」を知らされたら、という話だし、小道具の使い方とかがすごくベタ。そんな単純なお話なのに、すごく感動してしまった。オゾンマジック、でもひいきの引き倒しか。
「死を描く3部作」ってことで「まぼろし」に次ぐ第2弾だそうなのだけど、あんなにオイオイ泣くお話ではない(「まぼろし」は泣きっぱなしなので)。しかし、静かに静かに死は意識させられる。今回の主人公さんは男性でゲイなのでラブシーンはそういうのとか、そうじゃないのとかとにかく相変わらすしっかり絡みはあるのだけど、テーマが死だけにそれは生への希望のように思える。
やっぱり私はこの監督の映画が好きだ!卒論の題材、同じフランソワでもトリュフォーさんじゃなくてオゾンさんってのも良いなぁ・・・。

公式サイト http://www.bokuoku.jp/
遠浅の砂浜がうらやましい。あれはどこの海岸なのだろう。