私はものを知らなすぎる

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試験前にいろいろ本を買ってしまい、誘惑が試験勉強の邪魔をする。これは書店の平積みで気になってしまったもの。佐藤さんは言わずとしれたあの方、外務省のラスプーチンさん。で、事件のことは勉強不足なのでまだよく分かっていないのだが、それでも読み進めさせるのは佐藤さんの拘置所での生活が非常に興味深いこと。神学部を出ていらっしゃるので彼の根底に流れるのはキリスト教の精神、独房生活を勉強の機会とも考えて本を読み考え、語学の勉強に充てている。その様がとてもうらやましくとさえ思えてしまうのは本当に申し訳ない。いや、私だってそういう生活を送ろうと思えば出来るはずなのに、こうやって勉強以外のことに逃げちゃっている。いかん。
文体もとても読みやすいので、他の本も読んで、例の事件のことも勉強しなくちゃと思ってきた。試験後ね。
ところでこの書店、平積みの中に坪内祐三さんや森巣博さんの新刊などもあってビックリ。平積みってことは3冊4冊置いてあるってことじゃん！もっとも新刊って言っても、1ヶ月ぐらい前の新刊なんだけど。