線維筋痛症とBOOCS理論

上京の目的はBOOCS法の提唱者、藤野先生の診察を受けるため。和漢の先生から「やせようねー」と言われたことをきっかけに、かねてから相方に勧められていたBOOCSクリニックを受診したのが先月。その際に担当してくれたお医者さんから、線維筋痛症のことも含めていちど藤野先生に診てもらった方が良いと言われたからだ。

藤野先生は「誉めて伸ばす」という雰囲気の方だった。脳疲労度がかなり減っているので、このまま続けましょうとにこやかにお話して下さる。線維筋痛症は私自身、痛みが軽減しているし、BOOCS理論に沿って考えればいつかこの病気も良くなるのではないかとうすうす感じているのだが、念のため伺ってみると先生の同意見のよう。「こういった難病は」とおっしゃってすぐに「いえ、難病なんて言ってすみません」と謝られたが、そう認識されていることがうれしかった。あと、交感神経と副交感神経の変動係数が低いそうなので、それを改善する方法を伺うと、入浴法と呼吸法を教えて下さった。なにせ私に与えられた時間が15分しかないので矢継ぎ早に質問責め。そんな私にニコニコと丁寧に答えてくれる先生。線維筋痛症患者に必要なのは、本当はこういう先生なんだよねぇ。

私は西洋医学の薬で治療することにとても抵抗がある。だから線維筋痛症の確定診断をしてくれたのが和漢の先生だったことがとてもありがたかった(指が痛くてどうしようもなかったのでノイロトロピンを処方してもらったけれど)。相方は私の痛みの軽減のためにお灸をしてくれている。歯科では噛み合わせの大切さを再認識させてもらった。そして今回、やせるためというよりも脳疲労を改善のためにBOOCSクリニックを受診している。ここでは「五感の意識と心地よさを大切にすること」を教えてもらっている。私って治療に恵まれてるのかなぁ・・・。