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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-11-03
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やっと観た。嫌いなトム ハンクスだが、この物語をまわす役としては適役だったと思う(私のイメージするラングドンとは違うが)。オドレイもきりっとしてて予想よりも良かった。サー リーのひとも偏屈なジェントルマンらしかった。シラス役のひとは時々ロンブーの亮くんに見えたけど、公開前にバンバン雑誌で宣伝していたときからカッコイイじゃん、なんて思ってたのがその通りだった。フランス人=ジャン レノは私としてはおなかイッパイなのでもうどっちでもいい。そんなわけで役者も良かったし、何より写真を観るか想像するしかなかった建造物そのものがビジュアルで観られるってことが大きな利点。DVDを買って良かったと思う。でもね、でもね、(以下、内容に激しくふれつつ、憤りを綴る)

私の大好きなロスリン礼拝堂の場面が大きく違っているー!!!!!
ひとをわんさか出してきて、「これからもあなたは守られる」ということを強調したかったのかもしれないけれど、原作にある「おじーちゃんの写真を見て泣いてるおばーちゃんを窓越しに見つけるソフィ」ってすごく絵になると思うのに。ソニエールをたんなる「育てのじーちゃん」にしてるし。もう、なんだよぉ。がっかりだよ。そのあとの原作にある余計な「モテモテ♪ラングストン」なところはなくてよろしい。これはホッとした。
もひとつ、サー リーの正体が分かるところも絶対、原作通りの方が良い!ここもなんで変えちゃったんだろう。
オプス デイのことがほとんど語られていないのは時間の関係か宗教上の関係(?)か分からないが、でもこれじゃあ映画だけでは理解できない。アリンガローサがえらいこと中途半端なひとに見える。
最後に良いことも書いておこう。逆さピラミッドの場面での謎解き(?)は映像じゃないと理解しにくかったので、これはとっても助かった。歴史的な出来事も映像化して観せてくれたところは良かったな。