痛そうだけどやっぱりすごい

ソウ2 DTSエディションソウ2 DTSエディション
ドニー・ウォールバーグ ダーレン・リン・バウズマン ショウニー・スミス

角川エンタテインメント 2006-03-17
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こういうのがキライな人は絶対、観ない方が良いと思うけど、そうじゃなかったら絶対、1と合わせて(重要!)観た方が良い。低予算でもこれだけの映画が作れるって、映画は金をかければ良いってもんじゃないってことが分かる。終盤あたりでこれはひょっとして...とは思うのだが、ええっという展開もちゃんとあるのでかなり満足。1と2のツインパックってのも売られていたらしいのだけど、amazonでは売り切れだった。残念。買わないけど。本編を観てもすっきりしない場合は特典のコメンタリーで解決する場合が多いので、劇場やテレビ局放送を観ても、DVDで観た方が良いと思う。私としては、予想以上に2は良かった。以下、どうしてもネタバレ有りの感想を言いたいので続く。

アマンダが共犯じゃないかというのは、うすうす感づくとはいえ、これが全部録画でダニエルがジグソウ達のいる部屋にずっと閉じこめられていたってのは驚いた。確かにジグソウの台詞や部屋の中にはたくさんの伏線がちりばめられている。おそるべし。1と完全にリンクしているというのも楽しい(なんて言っちゃ悪いか)点。個人的にリー・ワネルが好きなので、だからソウ1も痛いながらも大好きな映画ではあるのだけど、よってソウ1の部屋が出たときはキャー!、でもアダムがひからびているのを観てぎゃー!だった。今回のゲームがエリックをおびき出す為のもので、そしてまたゲームが始まるというラストも素晴らしい。エリックがおとなしく3時間、ジグソウの前に座っていたらどうなっていたんだ?ずっとブタのお面をかぶって待ってるアマンダの立場は...。
生きることにもっとどん欲になれという裏テーマは、カンタンに死んじゃう今の若い子達には届かないんだろうねぇ。