スイミング・プール

B0001X9D5Oスイミング・プール 無修正版
シャーロット・ランプリング フランソワ・オゾン リュディヴィーヌ・サニエ

東北新社 2005-01-21
売り上げランキング : 3,803

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
ラストに絶句。一生懸命考えた私の解釈はこのあとに。オゾン監督は素敵な男が嫌いなのかなぁ。ここ最近の作品に出てくる男にあんまりカッコイイ男(今回なんて特に!)がいない。いちばん素敵なのが監督自身ってーのはどうよ。不思議な映画なんだけど、廉価版とかシャーロット・ランプリングセットって名目で「まぼろし」とこれをセット販売してくれたら絶対買う。いろいろ考えなくても映像的にステキ。オゾン監督の色使いって、リンチ監督のと似てる感じがするんだけどな。
(以下、内容に触れております!あたんしょーん!)

ネットで見る限り、彼女はサラの幻想だったという解釈が多かったのだけど、私はジュリーは亡くなったジュリーの母親だったのではないかと考えた。おなかの傷が事故のせいだって言ってたし。サラのあたまの中で作り上げた「幻想」じゃなくて、実際にサラの目の前に現れた「まぼろし」だったのではなかろーか。シャーロット・ランプリングだし(関係ない)。自分の書いたものを出版してもらうためにやってきたのだと思う。じゃあ、殺されたカフェのにーちゃんはなんだったんだ。知らん。