C'est tellement simple, L'amor

私が初日を観に来たのは,テレビカメラに映るためでも一番の盛り上がりをさらったヒラハラアヤカを観るためでもなく,カメルが来るかも?!って思ったからなのに。演出さんしか来てないんだね...。しゅん。
というわけで只今「十戒」帰り。本日のもろもろは明日以降まとめるとして,まずは「十戒」の感想だけを忘れないうちに記しておくことにする。

・アリーナ25列目の真ん中という良い席であったのにもかかわらず,字幕が小さすぎてまったく見えなかった。もっともそんなの読んでいたら舞台が観られないのだけど。歌詞をとても分かりやすく歌ってくれているので,聴き取れたところのチェックを兼ねてCDを買ってしまった。そしたら「なんて言ってるんだろう?」と気になった歌が入っていないじゃないか!DVDを買えってか。
・全体的に「観せるコンサート」という印象。芝居を想像して行ってはイケナイと断言しておく。カメルが演出した「風とともに去りぬ」の方がミュージカルっぽかった。そのカメル(振付)のダンスはやっぱりステキだった♪カメルっぽい踊り(高さを意識する動きが多い)をナマで観られたんだもん,大感激。帰り道に後ろにいた二人連れが「やっぱダンスが違うね」「ミュージカルとね」って言ってたんだけど,それって凄いって言ってるの?あんまりねって言ってるの?って訊きそうになった。舞台の間はずーっと,誰かがダンスしているとそっちばっかりが気になって,いつのまにかモーゼが人を刺したり婚姻の衣装着てたりしてたので,何を観に行ったのかと問われたら「ダンス」としか答えられないかも...。カメルは自分のミュージカルで一生懸命で来日出来ないのかな。いや,もう来ないで。悔しいから。
パスカルさんの音楽もノリやすくてカッコ良かった。しかし,1曲だけイントロがナターシャ・サン=ピエールの歌にめちゃくちゃ似ていたんだけど...(彼女のプロデュースもパスカルさん)。
・買ったもの。CDとオペラグラスとパンフレット。パンフレットのカメルのところに演出さんが明かすちょっといい話が載っていて,それを読んだだけでもうこのパンフレットの元をとった!と思った私は単純?

とにかくカッコ良かった。おもしろかった。やっぱり舞台は良いなぁ。歌を覚えてもいっかい観たい...。
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