ピアニストを撃て

ピアニストを撃て〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選5〕 [DVD]ピアニストを撃て〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選5〕 [DVD]
フランソワ・トリュフォー

日本ヘラルド映画(PCH) 2004-12-15
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内容(「キネマ旬報社」データベースより)
フランスの巨匠、フランソワ・トリュフォー監督の傑作選シリーズ第5弾となる悲喜劇。かつては名ピアニストとして名を馳せながら、妻の自殺によるショックで現在は場末の店でピアノ弾きをする男。彼は自分に好意を抱く女性と共に事件に巻き込まれる。

観たいものから観ていくという作品発表の時系列は無視なトリュフォー強化期間。
非常に淡々と物語が進んで最後は振り出しに戻る、みたいな幕切れがとても素敵。
確かに映画だけを観ると、原作がアメリカものだって思わない、
絵に描いたような(動画だけど)フランス映画。
(特典映像に"アメリカで驚かれた"とトリュフォーが話しているインタビューがある。)
ただこれも男優がなー。どうも好みじゃない。監督、わざとか?とさえ思う。
あと雪まみれな女優さんのお顔がちょいかわいそうだった。
ギャングふたり組が高野文子さんの「ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事」に
出てくるキャラのよう。ズッコケふたり組、的な。
だっていちばん悪いのってシャルリのふたりのにーちゃんじゃんねぇ。
「おふくろの命にかけて・・・」みたいな台詞のあと、
かーちゃんらしき人がばったり倒れる場面、こういうのって大好き。


ところでDVDパッケージにあらすじを最後まで書いてしまうのはどーかと思う。
ひどいよー。