ひかりTV入れてて良かった！

洋画★シネフィル・イマジカでフランソワ・オゾン監督のショートフィルム
"ジレンマの前座劇／Un lever de rideau"が放送された。うれしい！
シネフィルイマジカのサイトから転載。

＜見どころ＞
おすすめの一本は「短編王」の異名をとるフランソワ・オゾン監督（「スイミング・プール」「8人の女たち」）が、「エンジェル」が撮影延期になった１週間で、原点回帰で撮った作品「ジレンマの前座劇」。
理想高き青年ブルーノが恋人ロゼットの到着を待っている。遅刻魔の彼女と遂に別れると言い出す深刻な青年ブルーノを、友人の中年男ピエールは説き伏せようとするが…。自らの価値観と彼女への愛の狭間で葛藤するナイーブな青年を「恋人たちの失われた革命」のルイ・ガレルが、その友人を「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが好演。

1週間で撮ったって！どうもこれは原作があるみたいなんだけど*1、
オゾンさんは映画用にシナリオにしていつか撮りたいと準備していたのだろうか。
毎回毎回30分以上遅刻してくる恋人なんて、私だって嫌だ。
家の中でふたりがしゃべっているだけの30分間なんだけど、
オゾンさんっぽいなぁと感じるのはなんでなんだろう。
光？撮り方？役者さん達を脱がしているから(^◇^;)？
しかし本当にシネフィルイマジカが観られる環境で良かった。素晴らしい。
ビデオに録画したのをDVDに焼いて永久保存したいよー。

確かこのDVDの存在を教えてくれたのもシネフィル・イマジカだったような。

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「シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]」と
「ロシュフォールの恋人たち デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]」をバラで買うなら、
こっちを買った方がお得な気がするんだけど、錯覚？
ハリウッド映画にはシナリオ本がたくさん存在しているけれど、
フランス映画だと入手しやすいのは「シェルブールの雨傘」ぐらいしかなく、
これで観ながら聴きながら読みながらの勉強が出来るってもんだ。
「シェルブールの雨傘」って全編台詞が歌じゃなかったら、
すっごくどよーんとした映画になっていた気がする。

*1:Henry de Montherlant "Un incompris"