ファストフード・ネイション

ファーストフード・ネイション デラックス版ファーストフード・ネイション デラックス版
グレッグ・キニア, イーサン・ホーク, アヴリル・ラヴィーン, パトリシア・アークエット, リチャード・リンクレイター

ジェネオン エンタテインメント 2008-09-05
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内容(「Oricon」データベースより)
ファーストフード業界の闇を描いたノンフィクション書籍を原作に、食の安全について描く衝撃作!イーサン・ホークアヴリル・ラヴィーンといった豪華な面々が出演。

スーパーサイズ・ミー」のように専門用語は出てきてもコミカルなものなのかと思いきや、
ドキュメンタリーでの製作を断念した結果のドラマ仕立てになっているせいか、
すべてが淡々と進むので、観た時間も悪かったせいか途中、うとうと。
ふと気付くと結構有名どころな役者さんが出ていたりするのは、
映画のテーマに賛同したということなのだろうか。


大好きな「ガール・ネクスト・ドア」に出ていたポール・ダノ君が出ていたのはうれしかった。
あの3人組の中では最近、エミール・ハーシュはいろいろ出ているようなんだけど、
イーライ役だったクリス・マークエットはどうしてるんだろう。


パテに牛糞が混ざっていることの調査へ行くハンバーガーチェーン本社の男、
不法入国の結果、食肉加工工場で働かされているメキシコ人達、
バーガーチェーンでバイトしている高校生の女の子の心の変化、
この3つの場面が交互に出てくるのだけど、本当に全体的に暗くて重い。
最後に延々と流れる工場の場面はネットによると賛否両論があったらしいが、
それはこれからそこで働くことになる彼女と観客が同じ思いになるべく
必要なものだったんだと思う。彼女もきっといつかは慣れてしまうのだろう。
そして自分も、これを観た時は「もうお肉は食べられないなー」と思いながら、
しばらくすると普通にお肉売り場に立っているんだろう。


でも本当にこれからは、ライスバーガーきんぴらしか食べないかも・・・。