人様からもらった塩をなめてみる

太極拳のお仲間さんから華道展の招待券をもらったので、
会場であるデパートへ行って来た。
佃煮にするぐらいおばちゃん達がいて、
デパートの1周年とも重なって店内はたいそうにぎやか。
さぞ売り上げにも貢献しているだろうと思うのだが、
おそらくほとんどの人が我々同様、お金を落とすのは
展示会場と同フロアにあるレストラン街と地下の食料品売り場だろう。
（私は毎度のことながら紀伊國屋で散財してきたが）
写真は本日のお昼、湯葉丼。みかけによらず、かなりのボリューム。

地下の塩売り場の前を通った時、最近相方がネットで買った沖縄の塩が売られていた。
おまけについていた小袋塩を母親にも渡していたので、
これ、あげたヤツだよねーなどと話していたら、
そばにいたおば様がどうやら、その塩を買おうと悩んでいるらしく、
既に持っているという隣に売っていた塩の説明をされた後、
こちらはどんな感じ？と質問をなさってきた。
粉っぽくて塩っぽいですー、小瓶を持ってくれば良かったですねぇ、と言うと、
そのおば様、ご自分のカバンからマイ塩のビンを出してきて、
「比較してどんな感じです？」と私の手の上にさらさらっと。
その時はなんの抵抗も感じずにぺろっとなめて「もっとしょっぱいですー」
などとお答えすると、おば様は納得されたのか、それを購入されたようだった。
しばらく行った後、母親が「他人からもらったものを舐めるって、よく考えたら大胆だね」
と言った。確かに！でも悪い人には見えなかったしー。今、平気だしー。
帰宅してうちの塩をなめてみたら、やっぱりおば様のよりも塩っぽかった。