読了
- 作者: ジョナサン・キャロル,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1988/07
- メディア: 文庫
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樽井さんオススメを読んでみました。
なんとも不思議なお話なのだけど、私の苦手なメルヘンファンタジーではない。
クライマックスでは非現実的要素を突きつけられるのに、それでもただよう妙な現実感。
樽井さん、ありがとうございます。すごく良かったです。
後味があんまり良くないのでおもしろいとは言えないのですが、
ただ、傾向というか小説としてすごく興味深いです。
最新刊を読むのが楽しみになりました。
でも次に読む小説は船戸与一作品に戻る予定。
1週間後に〆切が迫ったレポートを出来る限り仕上げてから、だけど。
これを読んでいる時、ふとV.C.アンドリュースの作品を思い出した。
20代の頃、狂ったように読んでいたアンドリュース。
彼女が亡くなった後、アンドリュースの名を借りて別の人が新作を出し始めたぐらいから
読むのをやめてしまった。
この「死者の書」もアンドリュース作品も、どちらも暗いおとぎ話という共通点を感じた。
アンドリュースといえばやっぱりこれでしょうかね。
- 作者: V.C.アンドリュース,中川晴子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 1989/10
- メディア: 文庫
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