読了

かくも短き眠り (集英社文庫)

かくも短き眠り (集英社文庫)


船戸祭り、続いております。
640ページもあるので本を持つことが出来なかったのが辛かった。
もちろん、内容も辛かった。

出版社/著者からの内容紹介
チャウシェスク政権崩壊後のルーマニア。
元傭兵の日本人の主人公が巨額な遺産相続人を探して乗り込むが、
待っていたのは“ドラキュラの息子”と呼ばれる殺人集団だった。

元傭兵、法律事務所で雇われて人捜しをしている日本人というので、
なんとなくMasterキートンを思い出した。ルーマニアが舞台の話もあったし。
流血や殺戮への狂気的欲望を「ときめき」という言葉で表してあるのが印象的。
なんて違和感のある言葉。でも、本当はそれぐらいシンプルなことなのかもしれない。
読後感は全く爽快じゃないのに、なんで私はこの人の書くものを読んじゃうんだろう。
と思いながらも、昨日は「砂のクロニクル」を入手した。
何も知らずにのほほんと暮らしていけたら楽だろうな。


いい加減にレポートと卒論予備指導の準備をしないといけないので、
船戸祭りはこれでいったんお休み。