グラスハウス


amazonに紹介されている内容があまりにも詳細すぎるので少しはしょって転載。

【ストーリー】
両親を突然の事故で失った女子高生ルビーと弟レットは、両親の知人グラス夫妻に引き取られ、丘の上の豪邸“ガラスの家”で何不自由ない新生活を始める。しかし、ルビーの心にある疑問が浮かび上がる。友人への電話を盗聴されているのではないか、誰かに覗き見されているのではないか…。気がつけば常に感じる養父母テリーとエリンの怪しい視線。彼らの目的は何なのか? すべては自分の妄想に過ぎないのか?

良い役者さん達で真面目にサスペンス映画を撮ってみたが、
アレも入れようこれも入れようという中途半端さが災いして
結果的にB級映画になりましたという印象。
SATCのビッグと"The Closer"のタオさんも出ていた。
タオさんは"BONES"にもゲスト出演していたし、売れっ子さん?
以下、内容に触れるので追記

ダイアン・レインが最後に昔のビデオを観ているシーンを入れたのは、
やっぱり彼女にはルビーを殺せなかった、ということなのか。
で、彼女に打つはずの注射を自分にしちゃったとか。
全部が全部を場面で説明するのは好きじゃないが、
これ以外にも例えばあの弁護士だか管財人だかのじーさんは助かったのか、
それもとっても気になる。殺されるなんてかわいそう過ぎじゃないの。


要するにルビーの両親とグラス夫妻は最近は疎遠であったが、
ルビーの両親が遺言を作るにあたり、
あなた達を後見人に指名して良いだろうかという打診をしたところ、
借金作ってた夫とジャンキーだった妻がお金欲しさに了解し、
即、実行した。もしくは、
借金が出来たので、そういえば私達にはお金が入る当てがあるじゃない、と
送迎サービスという会社経営を利用して細工した車を貸したということかな。

昔の友人達が連絡のない彼女をあっさりと切り捨てる会話がなにげコワイ。
そういうところどころに良い場面もあるのに、
(初対面時、エリンはルビーを見つめていたとかも良い伏線)、
なぜか観終わるとB級映画だったいう感想になってしまう。
もったいない。
最後に崖下からテリーを這い上がらせるなんてホラーの典型的な場面じゃん。
予想通り過ぎでがっかり。

あと、10年間音信不通だった叔父さんに引き取られて幸せになれるのかな。
だってその叔父さんがSATCのビッグだぜー。
一筋縄ではいかんだろう。