io uccido

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[あらすじ]（裏表紙より）
治安の良さを誇るモンテカルロで起きた猟奇的な殺人事件。犠牲者は、F１レーサー、大富豪、天才バレエ・ダンサーなど著名人ばかり。犯人は、ラジオの深夜番組に予告の電話をし、犠牲者をほのめかす音楽を流した――。イタリアで発表されるや３５０万部のベストセラーとなった鮮烈なるデビュー作。ハリウッド映画化決定。

舞台がモンテカルロということで買ってみたのだけど、
いやー、おもしろかった。
なんて良くできたお話なんだ。
猟奇的と書かれているとおり、こんなん映画に出来るのか？と"SAW"シリーズ好きの私でもいらぬ心配をしてしまうほど、エグい殺害。モナコ、ニース、エズ、エクサンプロヴァンスと風景が美しい場所が舞台なだけにその「猟奇さ」が際だち、絵になるのだろうけど、ハリウッド映画か・・・。フランス映画の方がより地味なエグさが出たような気もする。結局期待しているのか、私。

ところどころに出てくるその風景描写が目に浮かぶというところも、より楽しめた所以なのかもしれない。「ボーリューの町を抜けて」とか「ガリバルディ広場にある"カフェドゥチュラン"」なんて、懐かしい。

フランス人側は絶対、ジャンレノがキャスティングされるんだろーなー(^^ゞ。
ユロ警視正かな？