やっぱり私は好きなのだ

24 BEHIND THE SCENES―『24』の舞台裏24 BEHIND THE SCENES―『24』の舞台裏
ジョン カサー Jon Cassar 岡山 徹

小学館 2006-12
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買い物途中に寄った本屋さんに並んでいたので迷わず買う。シーズン5のDVDは買ってないんだからこれぐらいは良いよね。表紙が素敵だし♪
舞台裏といっても完全に写真集(付録のDVDに入っているスタッフインタビューは未見)。シーズン5までの間、監督やその他スタッフが撮った写真が数にしてはそんなに多くないけど、映像では観られない表情がたくさんあるのでファンにはとても楽しいものになっている。本番前、役に入り込もうとしている孤高のキーファー、なんてのはそのものだけど、全体的に登場人物達にあまり笑顔がないドラマなので、笑っている写真が載っているのがうれしい。中でも大統領側近、マイクが笑って写真に収まっている1枚は印象的だった。
写真に添えられたコメントもおもしろいだけじゃなくてトリビア的な内容もあって、高いけど買って良かったなーって思う。ビエルコ役の役者がジュリアン サンズだったなんて気付かなかった・・・。パイロット版からずっと出ているのはキーファーと、アーロン ピアーズ役の彼だけなのだそう。コメントを読んでいると、前シリーズで制作側が意図していないのに役者として素晴らしかった登場人物を次のシリーズで活躍させるというスタイルが多いらしいので(ヘラー長官や5での大統領さんとか)、アーロンもそういう流れなのかなー。(以下、シーズン5までの内容に触れるので追記)

写真コメントでおもしろかったのは、CTUへのテロでエドガーを殺した時、抗議のE-Mailが山のように来たというだけでなく、監督が奥様にひっぱたかれて「あのときの青あざが今も消えていない」と書いているところ。そりゃそうだ!どんな登場人物でも理不尽に殺していくというのはシーズン1でテリーを殺したところから決まったそうだけど、キムの元旦那、チェイスは未だ殺されずに再登場もしていない(腕は繋がっているのか?)。スタッフはどうやら彼の再起用が出来たら良いとは思っているらしいけど、でも殺されるために出てくるんじゃかわいそうだよねー。5で出さなかった理由が知りたかったなぁ。