スーパーエッシャー展

クリニック受診後、時間はまだまだたっぷりあるし、私も元気。よって、渋谷で行われているスーパーエッシャー展へ行ってみることにした。久しぶりの東急文化村、シアターコクーンへ芝居を観に来たこともあったんだけどねぇ。
ここも学生料金で入場。イヤホンガイドがあったので借りようと思い「いくらですか？」と訊くと「無料です」のお答えが。おまけに差し出されたそれはNitendo DSを使った画像付きガイド。なんじゃこりゃー。おもしろい試みだけど、実物が目の前にあるのにわざわざNintendo DSの画面の作品は観ないと思うのだが・・・。でも本体がとても軽くて持ち歩くのにもラクだった。
エッシャー＝だまし「絵」だけど、厳密に言えば彼の作品は「版画」なので、あの細かくて繊細な線は全て彫って描かれている。それを目の当たりに出来る喜び。加えて、それに至るまでのこれまた緻密な習作の数々も展示されていて、この開催時期に東京に来られて本当に良かった！とうれしくてたまらなかった。一枚の絵の中に天使が見えたり悪魔が見えたりするような作品は「平面の正則分割」に基づいてエッシャーが計算しつつ描いているということも知り、これを布で表現出来ないかなぁなんて考えてしまった。立体的に見えたりするのもステキだよねぇ。エッシャーの描く昆虫はみんなカワイイ顔をしているのも印象的だった。目がくりくりしているんだもん。
ショップでやっぱり図録を購入。ダリよりもちっこいけどやっぱり重い・・・。カード払いが出来なくて今回買えなかったのが、このDVD。

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彫ったり刷ったりしているエッシャーが観られる貴重な記録。欲しー。
ところで、会場で使っていたNintendo DSのソフトは市販したりしないのだろうか？これも欲しー。