ピクニック

ピクニック [DVD]ピクニック [DVD]
ジャン・ルノワール

紀伊國屋書店 2004-06-26
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3期間のスクーリング中、語学学習啓蒙として英語独語仏語の映画が
大学主催で毎年、それぞれどれかの期間で上映されている。
講義後なので観終わると帰りが遅くなるから行ったことはなかったのだが、
私が参加した3期は仏語映画、それもかなりの短編作品だったので、
今年初めて行ってみることにした。
内容もモーパッサンの「野あそび」を題材としているということで、
読んだとき、なんじゃこりゃと思ったから興味津々だったってのもある。
最初に少し映画を楽しむための基礎知識レクチャーがあってからの上映。
足を曲げるのが痛くて辛い時間だったけど、貴重な作品を観せてもらえて良かった。
監督は画家、ルノワールの息子さんなので、絵画からの引用シーンもあり、
1936年のモノクロ作品とはいえ映像的にはとても美しい。
でも当時の伊達男(死語?)なんだろうが、男性陣がなんか気持ち悪い。
原作を読んだときのなんじゃこりゃ感がなかったのは、
かーちゃん側のロマンス(?)描写がぼかしてあったせいかも。
しかしアンリエッタの婚約者はアホすぎないか?あんなんに店任せて良いのか?
食べ物がほとんど見えなかったのもふまんー。どんなもの食べてたんだろ。