全部持って帰りたかった!

20060609091812相方の用事にくっついて、昨日の午後の飛行機で東京へ行ってきた。

私の目的は弥生美術館で行われている「松本かつぢ展」。羽田空港からどう行けば良いのか(道順ではなくてラクかということ)を考えたのだが、結局は西日暮里までJRを使って、そこから地下鉄に乗り換えという王道パターンとした。根津駅からは徒歩7分とはいえ登り坂。それでもかつぢさんの絵が観られるというワクワク感が私を頑張らせてくれた。

美術館はおっきな看板が出ているのだけど、とてもこんじまりとした建物。割引券と学生証を提示して(通信とはいえ学生料金になるので)入場。1階と2階で「松本かつぢ展」が行われていた。中は今日のタイトルにしたように、全部持って帰りたいぐらい素敵な抒情画やくるみちゃんに代表されるカワイイ絵がたーくさん。漫画や挿絵はもちろん、少女雑誌の付録や市販されていたグッズも並んでいて、頑張って来て良かったと心から思った。展示室を出るのが惜しくてどっちも2周、3周してしまったし。近かったら通ってたかもー。今、思い返してもまた行きたい・・・。

帰りはグッズ販売のコーナーで今回の企画展に合わせて作られたグッズを見る。買ったのはくるみちゃんバッグとくるみちゃんクリアファイル、くるみちゃん一言箋と本(松本かつぢ----昭和の可愛い!をつくったイラストレーター)を購入。結構吟味して絞って絞った・・・、いや、また欲しくなったらギャラリーの方へお願いすれば良いかなって思ったから今回はこのぐらいにしただけで(ぬりえも欲しいし♪)。買ったものを全部紙のバッグに入れてくれたのだが、その後、「雨のようですから」と紙バックにビニール袋をかぶせてくれた。親切なおねーさん達だ!ありがとう!ますますこの美術館が好きになったよ!

出ようとすると入り口に猫ちゃんが座っていて、気をつけないと踏みそうになった。おねーさん曰く「この場所が好きらしいんですよねぇ」それがこの写真。

その後は相方と合流すべく銀座へ行き、木村屋でパンを買って、晩ごはんは秋葉原のヨドバシにあるひつまぶしを出してくれるお店で。前回来たときに食べようと思っていたのだが時間がなく断念。とてもクヤシかったのだ。ひつまぶし初体験だった私、おだしをかけて食べるやり方が好きー。でも途中でおなかいっぱいというか、飽きちゃった・・・。

品川駅でオヤツを買ってお宿へ戻る。ホテルは羽田エクセルホテル東急。なんたって翌朝−つまり今日−の朝6:55発のヒコーキで富山に戻るので、空港に近いホテルを探したのだ。近いも何も、第2ターミナルに直結。ホテルへ入るときはさほど思わないのだが、ホテルから出るべく自動ドアを開けた瞬間、空港の出発ロビーが目の前に広がる光景には感動さえ覚える。映画「メンインブラック」でのエレベーターを出た瞬間に異星人がうようよいるオフィスが広がっている、という場面を思い出した。実際にいたのはペコポン人だけど。おかげで今朝は6時に起きてもバッチリ間に合った。次はヒコーキを見ながら朝食が食べられるブッフェを利用したいなー。

ちょっと頑張った感があったけど、それでも行って良かった。疲れたので土日はおとなしく家で勉強していよう。